地域:中国

地域:中国

説明:真っ白で丸い体に、短い手足。常に両手で顔を隠してモジモジしている、なんとも愛らしい妖怪「はじっかき」。その名の通り「恥」の感情が具現化したような存在です。 有名な伝承はありませんが、江戸時代の妖怪絵巻にはその姿が度々描かれています。今回は、謎に包まれた恥ずかしがり屋「はじっかき」の特徴や正体について、妖怪ラボが調査しました。

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はじっかきのデータファイル

出没地域 不明(古い絵巻物の中)
危険度 ☆☆☆☆☆(完全に無害)
系統 里の妖怪 / 概念・感情
特徴 白くて丸い体、常に顔を隠している
別名 はぢっかき、恥ずかしがり



【はじっかき】とは?その特徴と正体

究極のシャイボーイ(ガール?)

はじっかきの最大の特徴は、その名の通り極度の「恥ずかしがり屋」であることです。人に見られると、白くて丸い体を真っ赤にして、大きな両手で必死に顔を隠そうとします。その姿はまるで、お餅が恥じらっているようにも見えます。

正体は「恥」の感情そのもの?

特定の物語や伝承を持たないため、その正体は定かではありません。一説には、人々が抱く「恥ずかしい」「穴があったら入りたい」という強い感情が集まって生まれた、概念的な妖怪ではないかと考えられています。

伝承と由来

江戸時代の絵巻物に登場

はじっかきは、『百物語化絵絵巻(ひゃくものがたりばけものえまき)』をはじめとする、江戸時代に描かれた複数の妖怪絵巻に登場します。具体的な解説文はなく、ただ他の妖怪たちに混じって、恥ずかしそうに顔を隠している姿が描かれているのみです。
当時の絵師たちが、妖怪の多様性を表現するために生み出したマスコット的な存在だったのかもしれません。



【はじっかき】に会える場所・ゆかりの地

特定の伝承地はありませんが、彼らが描かれた絵巻物は全国の博物館や美術館に収蔵されています。

1. 各地の博物館・美術館

妖怪展などが開催される際、展示される絵巻物の中にひっそりと隠れているかもしれません。ぜひ探してみてください。



妖怪ラボの研究まとめ

はじっかきは、怖いばかりが妖怪ではないことを教えてくれる貴重な存在です。もしどこかで見かけても、そっとしておいてあげましょう。きっと向こうも、あなたに見つかって真っ赤になっているはずですから。